ピスタチオの話

2018.05.02

どんなところでとれるの?(産地の様子)


殻つきのものは、ほとんどアメリカのカリフォルニアから輸入しています。
殻を取ったものはアメリカ以外にイランや地中海沿岸の国からも輸入されています。

アメリカのカリフォルニアでは、広く荒れた平地を耕して、ピスタチオの木を整然と植えて育てています。
アメリカ以外には、地中海沿岸の国々やオーストラリア、アルゼンチンなどでも生産されています。



ピスタチオの形


ピスタチオは銀杏の実によく似た形の殻をもつナッツで、収穫の時には殻の口が開いているのが普通です。
大体の大きさは1.5㎝×2㎝ぐらいが日本ではよく見かけるサイズです。
殻を取ると薄紅~紅色をした薄皮があり、それを取ると緑色の実が出てきます。品種や収穫時期によって、特にこい緑色のものもあります。



こんなところにピスタチオ!


殻つきのものは、そのままローストして、塩味の付いたものがスナック用として出回っています。
殻を取ったものは、緑色という特徴を生かして、スイーツ(ケーキ)やムースなどの料理に使われています。
食用以外の用途としては、生薬の素材とされるぐらいであまり身近な存在とは言えないようです。