【エッセイ】神戸に「ワインサロン」という名の勉強会が・・・

2019年03月06日

 神戸に「ワインサロン」という名の勉強会があります。親しく集ってワインの新しい知識に触れるこの会も、今年40年目を迎えます。会がスタートした1979(昭和54)年には、あの朝ドラの「まんぷくラーメン」こと「チキンラーメン」がこの世に生まれてすでに20年近くが経った頃。それでも今のようにワインがビールと同じように飲まれている時代ではありませんでした。



 海外の食の文化を取り入れるのには、時間がかかります。熱を持って受け入れられても、その時だけの流行で終わるものもたくさんあります。海外からやってきて、今当たり前にある食べ物や飲み物は、そのおいしさを伝える人々や企業のたゆまぬ努力があって、少しずつ私たちの暮らしに溶け込んできた歴史があるものなんでしょうね。
 東洋ナッツ食品は1959(昭和34)年、日本ではじめてアーモンドを海外から輸入し、発売した会社。その文化を日本に根付かせ、おいしさと健康効果を伝えてこられました。
 震災では大きな打撃を受けたものの、いち早く操業を再開し、毎年春の風物詩になっている「アーモンドフェスティバル」も今年で30回を数えるまでになりました。東洋ナッツ食品本社で3月23日、24日に開催されます。神戸に春を知らせる大人気のイベントは、桜にそっくりのアーモンドの花が咲き誇る会社の庭を開放し、社員一同がハッピを着て、来場者をもてなしてくださいます。
日本にしっかり根を下ろし、毎年たくさんの花を咲かせるアーモンドの木のように、ナッツやドライフルーツは、私たちの暮らしに寄り添い、無くてはならない食べ物になりました。
 今年のアーモンドフェスティバルでは、中島社長さんの長年の課題だったとおっしゃるアーモンドオーレがデビューします。濃厚なナッツとミルクの味わいだそう。あたためて、冷やして、また私たちの暮らしを楽しくしてくれそうです。


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