【エッセイ】日本がアイルランドに19-12で勝った日に・・・

2019年10月02日

 日本がアイルランドに19-12で勝った日にこの原稿を書いています。
「日本強かった!」
「新しい歴史を紡いだ!」
「奇跡じゃない?!」
「信じられない大金星!」
ニュースには輝かしい活字が躍ります。




試合後の花道でアイルランドの選手が日本選手を祝福する姿に「なんて素敵なスポーツ」と、また涙が・・・。ルールのこともよく知らない、こんな私にもラグビーはやって来ました。
 2、3日前、花屋さんでお金を払おうとしていた時、すごいカップルが入ってきました。パリコレに出てくるような長い足に短いパンツをはいた女性は、ほりが深い顔だちで、マツゲが長く余裕でマッチ棒、いや割り箸が乗るほどのボリュームです。ラッパーみたいなお兄さんが大きなスーツケースをお供に後に続きます。お兄さんのシャツからぬっと出た両腕には指の近くまでタトゥーがびっしり。あ、首にもありました。テレビで見るラグビーの選手でだいぶ慣れたけど、本物を見るのは初めて。お客さんも店員さんも二人の様子から目が離せない様子。これも神戸でラグビーの試合があるおかげかしら?
「一体どこの国から来た人なんだろう」と思っていたその時、足の長いお姉さんが、「ねぇこの花チョー可愛くネ?」。「えーっ!日本人なんだ!この2人・・・」花屋さんにいたみんなの心の声が聞こえたような不思議な瞬間。ハハハ、ラグビーはいろんな景色を見せてくれました。私の人生にも、歴史が大きく動いた瞬間かな?



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