【白井さんのエッセイ】台所に立ってひたすら料理を作っていると・・・

2019年06月01日

 台所に立ってひたすら料理を作っていると、新しいレシピのアイデアがいろいろ浮かんでくるんですよね。家族が集まる時間まであと〇分。ゲストが来られるまであと〇時間と時計を見つつ、作り置きの料理を計算に入れながらトットコ作業を進めているような、限られた時間の中です。



 
「今日は暑い。まだ夏じゃないのに、窓の外はきびしく射すような光。そうだ!はじめに出す料理は冷たいお豆腐の料理にしよう・・・」と始まって、ある程度は頭の中で組み立てて、材料も大体用意できそうとなると、早速メニュー変更です。 
 
大ぶりの絹こし豆腐をひとつ、食べよく切って真ん中に小さくスプーンで穴をあけ、穴に指先でかつおぶしをちょっと落としておきます。穴に詰めるのは、冷蔵庫にあるもの、例えばトマトのみじん切り、ツナ缶の残り、佃煮、めんたいこ、きゅうりやみょうがを薄切りにして、ちょっと塩でしんなりさせて水気を切ったものなど、なんでもOK。
 
お豆腐の下には、とろろ昆布や花がつおを敷いて、アーモンドのあらく刻んだものをパラパラというイメージ。具材の塩味を考えて、けずりがつおに、刻んだアーモンドを散らし、ほんの少しの醤油をたらしてお豆腐を載せてみました。縁の下の隠し味です。ナッツの歯ざわりがごちそうの、カラフルで楽しい冷ややっこができました。詳しくはレシピページをご覧ください。
 
 
今日使ったナッツはTON'S BRANDの発芽アーモンド。ビタミンEがたっぷり、体内の脂質を酸化から守ってくれます。忙しい毎日だから料理はシンプルに。みんなの笑顔と健康が楽しい会話を作ってくれます。


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