クルミが身体にいい理由とは?クルミの栄養と1日の摂取目安量をご紹介します

2019.12.25
クルミの話の画像
Walnuts

 
クルミは様々な料理に使われ、人気のあるナッツですが
カロリーが高く「食べると太る・・・?」と思われがち。

しかし、クルミには身体にとって嬉しい効果を発揮する栄養素がたくさん含まれています。

  


クルミに含まれている栄養素とその効果


 
パンやスイーツで大活躍のクルミ、
おいしいだけでなく健康な体づくりの強い味方となる栄養素や
体内で合成できない「必須脂肪酸」が豊富に含まれています。
 
クルミがもつ健康パワーをチェックしてみましょう。


 


血管の健康に欠かせない「オメガ3脂肪酸」


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クルミは体に必要な必須脂肪酸の一つ、
オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)』をナッツ類の中で最も多く含み、
悪玉コレステロールと中性脂肪を下げることで血流を良くする効果があります。
 
厚生労働省が定めるオメガ3脂肪酸の
1日摂取目安量は約2.0gで、クルミ約10粒に相当します。


  
 


赤血球を造るビタミン「葉酸」 


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酸素を運ぶ赤血球を造りだすときに『葉酸』が不足しているとまともな赤血球ができず、
悪性貧血(巨赤芽球性貧血)を引き起こす可能性があります。
 
葉酸は赤ちゃんの脳神経や細胞の合成に必要な栄養素の一つでもあるため、
妊娠中の女性は積極的な摂取が勧められています。


 
 


幸せホルモンの一つ「トリプトファン」


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人間の感情や睡眠に深く関係し、
別名”幸せホルモン”ともいわれるセロトニンは脳内で作られます。
このセロトニンに必要なのがクルミに含まれている『トリプトファン』。
 
ビタミンB6と一緒に摂ると効果的なので、
バナナやきな粉と組合せて食べるのがおすすめ。


 
 


食べ過ぎを抑える「不溶性食物繊維」


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不溶性食物繊維』が多いクルミをしっかりと噛むことで早食いによる食べ過ぎを防ぐほか、
消化に時間がかかって胃の中で滞在時間が伸びるため、十分な満腹感を得ることもできます。
 
さらに胃で水分を吸収して大きく膨らみ、
腸を刺激して便の流れを促進する効果もあります。

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筋肉強化に効果的な「アルギニン」 


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成長ホルモンの合成に関わり、
筋肉強化に効果があるアミノ酸『アルギニン』も含んでいます。

体内で合成できるアルギニンですが、
年齢と共に減っていくため積極的に摂るよう心がけましょう。


 
 
 


1日にどれくらい食べてもいいの?


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クルミの1日の摂取目安量は約10粒です。

ダイエット中は、朝・昼・夜 それぞれの食事前に数粒程度のクルミを食べるのがおすすめ。

クルミに含まれる不溶性食物繊維は、
胃の中で膨らんで満腹感が得られるため、食べ過ぎを防ぐダイエット効果があります。

 


まとめ


 
パンやスイーツに入っているクルミ、実は身体にとって嬉しい効果がある栄養素をいくつも含んでいます。
普段の食事ではつい不足してしまう栄養素が摂れるクルミを是非、今日からの食生活に摂り入れてみてましょう!

※クルミはアレルギー特定原材料等に含まれています。アレルギー体質の方、何かしらのアレルギーをお持ちの方は必ず医師にご相談ください。
※クルミの【食べ過ぎ】はダイエットの妨げや、肌荒れの原因となる場合があります。くれぐれも過剰摂取にはご注意ください。



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