【白井さんのエッセイ】毎年忘れず庭の片隅に・・・

2020年04月01日

 毎年忘れず庭の片隅に咲いてくれる花々・・・。小さな緑の葉も庭の花の支える大切な緑。うすい色に濃い色、花も葉もそれぞれに役割があるように思います。一足早く春の訪れを伝えてくれる庭の草花。今年はそのサインをそっと見ています。きれいな姿で春を告げる花たちはまだ冷たさの残る春風に吹かれてかすかに揺れています。



 青空がよく似合うアーモンドの花は、今年も桜より一足早く咲いてくれましたが、桜の開花日を知らせるニュースは、みんなで愛でることはやめましょうという自粛のお願いとセットでした。ニューヨークでもパリでも外出制限をして皆で我慢。世界中からそれどころではない空気が伝わってきます。
先月に続いて、新型コロナウィルスの威力がおさまりません。感染すると熱が出なくても味覚や嗅覚がなくなり、食べ物の味がしなくなるといいます。

免疫力を支える腸を、元気にしてくれるヨーグルト。ヨーグルトと一緒に私が健康を意識して食べているものは、プルーンやナッツ。ナッツ類が大好きなので発芽アーモンドや無塩アーモンド、くるみなどいろんなナッツがいつも身近にあります。麹を70度以下のお湯に数時間浸けてうす甘くなったものやはちみつをかけたり、梅のはちみつ漬けや味噌をちょっとのせたり。朝に限らず、夜ヨーグルトを食べることもあります。

毎日の食習慣を大事にして、体の内側から体調を整えることは今の自分ができる大切なこと。冬の寒さを乗り越えて、人知れずそっと咲く花のチカラに励まされています。


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