アーモンドの育て方よくあるQ&A その①

過去に皆様からお問い合わせをいただいたご質問と回答をご紹介します


アーモンドの花 育て方 質問 回答 Q&A  種


関連記事はこちら
→ アーモンドの育て方よくあるQ&A その②
 
 


芽が出ません

種の腐敗もしくはカビが原因だと思われます。
外気の気温が15℃以上になって植えると、種が腐りやすくなります。
水を与える時は、鉢の下に受け皿を置かずに垂れ流すようにしましょう。

芽が出て1~2年は弱く、突然枯れることがあります。特に春先(夜間の寒さ)と夏場の照り返しには注意してください。

アーモンドの花が咲きません

種から育てた木は花が付くまで時間がかかり、通常は3年から4年目になる事もありますが、咲かない場合もあります。

花は咲きますが、実ができません

アーモンドは別の木(異種)と受粉すると実ができやすくなります。同じ木では結実しません。

どのように剪定すればいいですか

種を植えて1~2年後、先端の2~3㎝を切り戻すと、下から枝が伸びます。
剪定は最初に形を整える程度にとどめ、切り込みすぎると枯れる原因になるので注意しましょう。
花が咲き終わった後に外芽の上を剪定すると、形が整いやすく、また翌年花芽ができやすくなります。

※外芽とは、枝から外側に向かって出ている芽のこと

肥料は何がいいのでしょうか?

5月、12月頃に寒肥を与えます。
油粕、コップン、鶏糞、牛糞等の有機肥料を混ぜ合わせたものを、樹木周り(枝の先端下部)に入れるようにしてください。
固形タイプであれば、樹木周り4~5ケ所に入れましょう。
ただし根に直接肥料が当たると枯れる原因になります。

また、化学肥料で充分に育ちますが、やり過ぎると根当たりをおこし、枯れる事がありますのでご注意ください。

接木している下から芽がでてきました

台木(桃が多い)の花が咲くことがありますが、アーモンドではありませんので切断しても問題ありません。

葉が茶色になってきました(鉢植え)

ベランダ等の照り返しの「葉焼け」です。
半分日陰になっている場所に移動させるか、台のようなものの上に置いて照り返しの熱を防いでください。

枝から「ヤニ」のようなものが出てきました

木が元気な証拠です。木の樹液が出ていますので、問題ありません。
ただし、小さい穴からポツポツと出ている場合は虫(コスカシバ)に加害されているかもしれません。穴の周りを手で潰すなどして虫を退治してください。

秋に向けて葉が落ち始めました

アーモンドは落葉樹ですので、問題ありません。冬にはすっかり葉を落とします。

5年程花が咲いていたのに、突然元気がなくなった

3つの原因が考えられます。

①根腐れ 粘土質等の水はけの悪い土壌の場合、根が伸びなくなり根腐れして枯れていることがあります。掘り起こして、弱った部位を切り落とし、1000倍希釈したメネデールを根に掛けて植え直ししましょう。

②塀際 塀際に植えるとコンクリートの基礎まで根が伸び、それ以上伸びなくなって枯れることがあります。

③肥料 窒素分の多い肥料を使用すると、葉っぱばかりが茂って、花や実ができにくくなります。

 
 

  ≫Q&Aでも解決しない場合はこちらから
 
 
  東洋ナッツ食品公式Facebookコミュニティ
  ≫みんなで日本中にアーモンドを咲かそう
 

【初心者でも簡単にできます】アーモンドの育て方
 詳しくは こちら