アーモンドの育て方よくあるQ&A その②
咲かそうアーモンド過去に皆様からお問い合わせをいただいたご質問と回答をご紹介します
関連記事はこちら
→ アーモンドの育て方よくあるQ&A その①
→ 元気なアーモンドを育てるためのコツやポイント
いつ植え替えすればいいですか?
鉢の底から根が出てきたら、植え替えの時期です。
夏と冬は避けて、新芽が動き出す前の3月半ばくらいまでにひと回り大きいサイズの鉢に植え替えると、活着の確率が高くなります。
植え替えするときのポイントは?
大き目の鉢に、水はけ・通気性の良い土を入れましょう。
粘土分の多い土は避け、できるだけ殺菌された土を使用してください。
(例→赤玉土(小玉)7割、鹿沼土3割)
植え替える時に根を傷めますので、枝の先端を少し切り戻しすると根付きやすくなります。
また、植え替えた後、水やりの水にメネデール(園芸店で売っています)を混ぜると活着の確率が高くなります。
葉っぱの元気が急になくなりました
鉢植え時に起きる急激な環境の変化、根腐、照り返しが考えられます。
以下の対処方法を行ってみてください。
・水受けの皿を置かない
・水やりを控える
・鉢を台の上にのせるなどして照り返しを防ぐ
・半日陰に置いてみる
・1000倍に希釈したメネデールを施して様子をみる
アブラムシがひどいですがどうすればいいでしょうか
指先で優しくアブラムシだけを潰すのが一番簡単な方法です。
もしくは、1000倍に希釈したスミチオン乳剤を週に2回与えてください。
市販のスプレー式を使用する場合は、葉っぱから30㎝程離して噴霧するようにしましょう。(近すぎると葉が凍傷して枯れる原因になります。)
薬剤以外のアブラムシ対策はありますか
薬剤を使いたくない場合は、牛乳をスプレー容器にいれて噴射するとアブラムシを退治できます。
アブラムシを退治できましたら、水で表面についた牛乳を洗い流してください。
夏場の水やりで気を付けるポイントは?
アーモンドは乾燥に強い樹木ですが、朝晩の涼しい時にたっぷりと水を与えてあげましょう。
ただし、水はけが悪い場所や水のやりすぎは、
根腐れが起こり、枯れることがあるので注意してください。
冬の手入れはどうすればいいですか?
1~3年目の木は寒さに弱いので、雪や露の当たらない所に置きましょう。
乾燥している所を好みますので、水をやりすぎないでください。(表面が乾いたら水を与える、根元を腐葉土で覆う程度。)
実ができましたがどうすればいいでしょうか
8月中旬に果肉部分が割れてきますので、果肉を取り除いて殻付きのまま4・5日陰干ししてください。
そのまま種として翌年3月に植えるか、観賞用としてお楽しみください。
※果肉部が割れたらすぐに収穫しましょう。
木に付いたままにしますと湿気でカビが生えたり虫がすぐに入ります。
収穫した実は食べれますか?
アーモンドフェスティバルで販売しております苗木は、
あくまでもお花の【観賞用】ですので結実した実の中身を取り出して食用にすることはおすすめしておりません。
実が腐ってしまったようです
アーモンドは本来、乾燥した気候で育つ植物です。
日本では、実ができ始める梅雨の時期は結露(けつろ)や夜露(よつゆ)により、虫害やカビや生えてしまうため
実が熟して割れ始めるとすぐに収穫しましょう。
収穫した実は、基本的には【鑑賞用】とお考え下さい。
≫Q&Aでも解決しない場合はこちらから≪
東洋ナッツ食品公式Facebookコミュニティ
≫みんなで日本中にアーモンドを咲かそう≪
【初心者でも簡単にできます】アーモンドの育て方
→ 詳しくは こちら