カリフォルニアからおいしいアーモンドが日本の食卓へ届けられるまで

アーモンドの画像
Almonds

皆さんが普段食べているアーモンドは、約90%以上がアメリカ合衆国のカリフォルニア州(以降カリフォルニア州)から輸入しています。また、世界的にみてもカリフォルニア州はアーモンドの収穫量が多いため”世界最大のアーモンド産地”ともいわれています。
今回はアーモンドがカリフォルニア州でどのように栽培・収穫されて私たち日本の食卓へ届けられているのかをご紹介します!

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なぜカリフォルニア州なの?


カリフォルニア州の気候は「地中海性気候」であり夏は日差しが強く乾燥しますが、冬になると冷涼で一定の降雨がみられます。これはアーモンドの栽培にとっては理想的な条件、最適な土地であるためカリフォルニア州は世界最大のアーモンド産地となりました。


アーモンドの花をご存知ですか?


アーモンドは桜やアンズ、スモモと同じ「バラ科のサクラ属」の落葉高木で、カリフォルニア州では2月上旬~3月中旬ごろに開花します。桜と同じ仲間ゆえ、アーモンドの花は桜に間違えられるほどそっくり。桜は”花柄”と呼ばれる細い枝の先に花をつけるのに対して、アーモンドは枝に直接花をつけます。
アーモンドは早咲きと遅咲きのものがあり、早咲きは白色の花びら、遅咲きはピンク色の花びらが特徴です。


早咲きのアーモンド


遅咲きのアーモンド


アーモンドは食用となるスイートアーモンド(甘仁種)と着香料用となるビター種(苦仁種)の大きく2つに分けられ、食用であるスイートアーモンドは細かく分けると100種類あるといわれています。
カリフォルニア州でのアーモンド生産ははほぼ100%がスイートアーモンドといわれています。


スイートアーモンドのほとんどが同じ品種同士では結実しないため、カリフォルニア州の農園では異なる品種の木を交互に植え、またミツバチの助けも借りて受粉結実を行っています。



アーモンドの実


受粉結実したアーモンドは堅い殻と果肉が覆われて十分な水分を含んで成長していきます。外観は直径5cmほどで、表面には薄い繊毛が生えています。アーモンドの果肉部分は薄いため、食用にはならずその下に現れる茶色の殻が「種子」にあたります。この種子を割った中が「仁」がといわれ、いつも食べているアーモンドが現れます。


5~6月は水分量が最も多いため枝が折れそうになることも


7~8月の乾燥した気候と強い日差しで十分に乾燥されます


どのようにして収穫されるのでしょうか


カリフォルニア州では8月上旬~10月中旬に収穫作業を行います。熟した実は自然落下しないため、巨大なハサミのようなものがついた「シェイカー」と呼ばれる専用機で木の幹を挟んで大胆に揺するようにして実を地面に落としていきます。1本の木から約7000粒ものアーモンドが降り注ぐため収穫の様子は”アーモンドシャワー”といわれることも。


木を揺らす時間はわずか数秒



地面に落とした実は日光のもとで自然乾燥させた後、別の専用機による風圧で木くずや落ち葉を飛ばしながらアーモンドだけを吸い込むようにして回収します。回収したアーモンドはトラクターへ積替え、すぐに原料工場へと運ばれます。


収穫されたアーモンドは丁寧に選別されて日本へ


トラクターで運ばれたアーモンドは機械選別で木の枝や石などの大きな異物を除去した後、殻割機を使ってアーモンドを取り出し7~8種類のサイズ選別を行います。その後色彩選別やX線選別機で、最後は目視選別、といった厳格な品質基準をクリアした美しいアーモンドが出荷されています。


剝皮後のアーモンド


まとめ


美味しくて安全なアーモンドを皆さまにお届けするのには、加工技術だけでなく原料の品質すなわち農家の方々のご協力が欠かせません。
東洋ナッツ食品では創業当初から、毎年現地の農園・原料工場まで訪問し、収穫状況の確認や品質のフィードバックを行い品質向上につなげています。このような取り組みを通じて、農家の方々とのコミュニケーションと信頼関係から生まれた高品質で安全なアーモンドを日本の皆さまの食卓にお届けしております。

今度アーモンドを食べる時は、生産や収穫の背景を思い出してみるとまた違った美味しさを楽しめるはず♪

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