優れた栄養価で話題のナッツ「ブラジルナッツ」をご存知ですか?
ブラジルナッツの話皆さん、ここ数年で話題の「ブラジルナッツ」をご存知ですか?
貴重なナッツながらも、美容や健康に効果が期待されるため、海外では注目が高まっています。
今回は日本ではあまり知られていないブラジルナッツの魅力をたっぷりご紹介します!
ブラジルナッツってどこで採れる?
主にボリビア、ペルー、ブラジル、エクアドルを通っているアマゾン川流域周辺の限られた地域でしか採ることができません。
アマゾン川流域周辺は、南アメリカ大陸の熱帯性気候の特徴がら平均気温は21~32℃、
湿度も比較的高い「高温多湿」な気候が続く地域です。
ブラジルナッツの木は40~50mと、
アマゾン川流域の中で最も高く樹齢500年以上の巨大な木から収穫しています。
「まさかこの木を登って採るの?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
収穫用トラクターでも届かない木からどうやって収穫されるのでしょうか。
ブラジルナッツの収穫は手作業で
南アメリカ大陸では11月~3月が雨季にあたり、収穫はこの時期に行われています。
50mにもなる大木の頂上で成熟した、グレープフルーツ程の大きさで硬い木質の
”ポッド”と呼ばれるものが自然と地面に落下したら一つ一つ手作業で集めていきます。
この硬いカプセルのようなポッドにブラジルナッツが詰まっています。
そして鉈(なた)のようなものを使ってポッドの中から殻(ナッツシェル)を一つずつ取出し、一旦袋に詰めて収穫場所付近で数日間保管します。
数日後、選別・包装作業を行う工場地域まで、トラックまたは船で運ばれますが、
アマゾン川の流れや水位によっては、工場到着まで6か月かかることもあります。
ブラジルナッツが日本に届くまで
工場に運ばれたブラジルナッツは
厳しい受入検査を受けた後、殻付のまま異物除去をし、約2日間乾燥。
その後専用の蒸気圧力釜にて脱穀作業、
1粒1粒人の手によって選別作業が行われて日本へ届けられています。
ブラジルナッツに含まれている栄養素
ブラジルナッツ1粒の大きさはアーモンドの2倍程、1粒の7割近く脂質が含まれているためマカデミアナッツのような食感が特徴的で他のナッツとは違った独特な風味もお楽しみいただけます。
抗酸化作用が高く、細胞の酸化を予防するミネラルの一種【セレン】が他のナッツよりも多く含まれ、同じ抗酸化作用をもつビタミンEも豊富。
ブラジルナッツは1日2粒程度を目安にし、くれぐれも食べ過ぎにはご注意ください。
まとめ
日本ではまだ馴染みのないブラジルナッツですが、特定の地域でしか生育できず収穫は全て手作業で行われる貴重なナッツ。
健康や美容のために「ブラジルナッツ」をいかがでしょうか。
一部のナッツはアレルギー特定原材料等に含まれています。アレルギー体質の方、または何かしらアレルギーをお持ちの方は必ず医師に相談してから摂るようにしましょう。
※当社(東洋ナッツ食品)で使用しているブラジルナッツは ペルー産もしくはボリビア産 になります。