【白井さんのエッセイ】暑かった夏も去り、やっと少しずつ秋の気配を・・・

2019年09月05日

 暑かった夏も去り、やっと少しずつ秋の気配を感じるようになりました。台所に立っている時間もちょっと長くなってきた感じがしませんか?



 
 夏場は炒めていた豚肉も、炒めた後、ちょっとひと手間、少々のワインや日本酒、ひたひたのスープを加えて煮込んでみたり・・・。味付けは砂糖、醤油というところでしょうか。この秋は干しぶどうなどドライフルーツをお酢につけたものを加えて煮てみませんか。バルサミコとはいかないけど、まるみのある味わいはなんともいえないおいしさです。干しぶどうの自然な甘味に酢が味をひきしめ、旨味が濃くなります。仕上げは醤油をたらりとお好みで・・・。付け合わせは湯がいたブロッコリーや湯がいた枝豆を散らして。

煮込む時間がない時は、鶏モモ肉に塩こしょうをし、じっくり両面を焼き、仕上げに、酢につけた干しぶどう大さじ4、5杯と醤油を少々かけて、フライパンをゆすりながら1~2分、焦がさない様に焼き上げます。
 
自分で作った調味料があれば、いつもの料理が手軽にオリジナルの味わいに変身します。砂糖以外の甘味もまたいいものです。ドライフルーツとお酢の爽やかな組み合わせ、色んなものに試して、秋の台所仕事をもっと楽しんで。


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