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咲かそうアーモンド

花
アーモンドの花

育て方
1 種の準備

秋に収穫できたアーモンドの種は、風通しの良い日陰で乾燥させ、袋に入れて冷蔵庫で保管して下さい。
3月頃(早春)が種まきに最も適した時期です。
(アーモンドフェスティバルで配布させていただいた種(3月後半)は、なるべく早めに植えていただくことをお勧めします)5月や梅雨時期になると、発芽率が低くなる傾向があります。(土の中でカビが生えたり腐りやすくなります)

ポイント
種の前処理として、植える前に一晩水につけたり、冷蔵庫に入れておくと発芽率が高まります。
2 種の植え方

アーモンドは地植えでも問題ありませんが、根をしっかりつくらせる為にも鉢やプランターでの栽培をお勧めします(鉢の場合、1粒植えで6号鉢以上が適当です。)。
土の準備は、鉢やプランターの底に、防虫網を敷いた上でごろ石や軽石を入れていただき、赤玉小粒・鹿沼土を混合(目安として赤玉小粒7:鹿沼土3)して入れて下さい(赤玉は中粒でも良い)。
(水はけの良い状態が理想です。少し、腐葉土を入れていただいても構いません。)
地植えの場合は、腐葉土などを混ぜて盛り土をし、水はけをよくしてから植えてください。
種は3~4cmくらいの深さに植えていただき、植えた直後は、たっぷりと水を与えて下さい。
その後は、土の中の種が乾燥しないように土の表面が乾いてきたら水を与えてください。
(鉢の下には受け皿は置かない事をお勧めします)
種植え後、およそ1ヶ月半~2ヶ月くらいを目安に発芽します。
(発芽までの期間は、気温や栽培環境によって変わります)

土の中での発芽の様子

3 発芽してからは

梅雨時期は、多量の雨で根ぐされを起こす可能性がありますので、鉢やプランターは軒下に置くなどしてください。
室内に入れずに、年中、屋外で栽培していただいて問題はありません。
(冬場に氷点下になるなど寒すぎる場合は、室内での栽培をお勧めします)
発芽後の幼木時期に、夏の強い直射日光が長時間当たると日焼けを起こしやすいので、半日は影になるようにしてあげてください。
また、ベランダの照り返しにご注意下さい。
発芽後、しばらくしてから市販の果樹用の有機肥料を少し入れてください。
(化成肥料でもかまいませんが、肥料負けを起こし枯れやすいので使用する際は注意してください)
写真右下のようにプランターに複数のアーモンドを発芽させた場合は、2~3月頃に1本づつ鉢へ植え替えてください。

鉢で栽培

プランターで複数の種を植えて(種植え約60日後)

アーモンドの水やりは、表面が乾いてから与えるようにしてください。
(水の与えすぎに注意してください。根ぐされやカビの原因になります)
発芽後、元気がない場合は一つの方法として、市販のメネデール1000倍液等を与えてみて下さい。
「お手入れの年間スケジュール」もご覧ください。

4 植え替えは

アーモンドは目安として2~3年で植え替えをしてください。
木を大きくしたい場合は一まわり大きな鉢に植え替えてください。
木を大きくしない場合は1/3くらい根を切りつめて、そのまま鉢に植え戻して下さい。
栽培方法は、桃の栽培方法を参考にしてください。

ポイント
50cm~1mほどに育ったら、主幹の先端を切り落としていただき、幹から横枝を出させることが花をたくさんつかせるコツです。
枝全体に日光が当たるように枝を調整してください。

発芽後4年目で開花したもの

皆様のお宅でも、何年か後には花がいっぱい咲きますように。

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実の収穫
花が終わり受粉が行われると5月から6月にかけて実がふくらみます。
受粉しても中には熟成せず落ちる実があります。

右の写真の左が正常、右が未成熟です。このような実は大きくならずに落ちますので、取ってく ださい。
(そのままでも問題ありません)

8月頃に果肉が割れて中の殻が見えてきます。

そろそろ収穫時期です。

木からはずして、残っている果肉を取り、約1週間陰干ししてください。その状態で、来年に種として使えます。さらに殻を割ると、中の実がアーモンドです。(殻は、硬いので怪我にはご注意ください)油で揚げたり、フライパンで炒ってお召し上がりください。

上手に収穫するコツ
7月下旬、緑の果肉が割れ始めた時に、すぐに 木から取ってください。 果肉をはずすと、硬くなり始めた殻が出てきますので 1週間ぐらい十分に陰干しをしてください。
なぜ?
日本ではこの時期「梅雨」なので、割れ目から水が入り腐ったり虫に食べられたりしてしまいます。産地のアメリカでは、収穫まではほとんど雨が降りませんので、木に付いたままで成熟・収穫します。

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お手入れの年間スケジュール
Q&A
アーモンドの花が咲きませんが?
種から育てた木は、花が付くまで時間がかかります。4年から6年目になる事もあります。状況によっては花が付かないかもしれません。花が咲いた木の枝を接木する事をお薦めします。
接木している下から芽がでてきましたが?
台木(桃が多い)の芽です。花は咲きますが、アーモンドではありません。切ってください。
花は咲きますが、実が成りませんが?
アーモンドは他花受粉ですので、1本では結実しにくいです。別の木(異種の方がよいです)と受粉したほうが実が成りやすいです。
葉が茶色になってきた?(鉢植え)
ベランダ等の照り返しの「葉焼け」です。場所を変えるか、ウッドデッキのような上に置いてください。
元気がありませんが?
根が弱っています。水はけのよいところに植えるか、市販の薬「メネデール」を与えてください。
「あぶら虫」がひどいのですが?
市販の薬「スミチオン」を1000倍に薄めて、噴きつけてください。春先の3月上旬にも、噴霧すると効果が高いです。また、濃い薬は葉を枯らしますので注意してください。
枝から「ヤニ」のようなものが出てきましたが?
木が元気な証拠です。木の樹液が出ていますので、問題ありません。
秋に向けて葉が落ち始めましたが?
アーモンドは落葉樹ですので、問題ありません。冬にはすっかり葉を落とします。
肥料は何がいいの?
有機質肥料を与えてください(化成肥料でもかまいませんが、肥料負けを起こし枯れやすいので使用する際は注意してください)。
冬にはどうすれば?
1~3年目の木は寒さに弱いので、雪や露の当たらない所に置いてください。乾燥している所を好みますので、水をやりすぎないでください。(表面が乾いたら水をやってください。)
木が大きくなったがどうすれば?
鉢植えは、地植えをお薦めします。せん定する場合は11~12月もしくは3~4月花が終わってから、(こちらの方がよいです)形を整えてください。
実ができましたが、どうすればいいの?
8月中旬に果肉部分が割れてきますので、果肉を取り除いて殻付きのまま4・5日陰干ししてください。そのまま種として翌年3月に植えるか、殻を割って(かなり硬いものがありますので、怪我には注意してください)フライパンで煎ってください。フライ後、塩を少しふってお召し上がりください。※果肉部が割れたらすぐに収穫してください。木に付いたままにしますと湿気でカビが生えたり虫がすぐに入ります。
実が腐ってしまいましたが?
本来アーモンドは、乾燥した気候のものです。日本では、梅雨や台風で実が落ちたり腐ったりして、ほとんど収穫できません。基本的には花の鑑賞用と考えてください。
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