- きれいとナッツと暮らしのこと
- 栄養士だより
- ドライフルーツって1日にどれくらい食べてもいいの?正しい適正量について知りましょう!
ドライフルーツって1日にどれくらい食べてもいいの?正しい適正量について知りましょう!
栄養士だより皆さん、小腹が空いても「太ってしまうから」と間食やおやつを我慢していませんか?
食事時間が空きすぎて強い空腹感を感じたまま食事をすると、血糖値の上昇を招き、
ダイエットや健康な体づくりの妨げる原因となります。
そこで間食やおやつにおすすめなのが、栄養が詰まった皮や種もそのまま食べることができるドライフルーツです。
今回は、ドライフルーツが美容や健康の効果が高いといわれる理由や、
1日の摂取目安量、食べるときの注意点など詳しくご紹介します♪
ドライフルーツは健康食!
ドライフルーツの一番の魅力は、生の果物を乾燥させ水分を蒸発させているため、栄養素が凝縮されていることです。
また、「忙しくてバランスの取れた食事はとれない!」そんな方には毎日の食事に足りない栄養素を補える健康食品でもあります。
ドライフルーツに含まれる栄養素ってどんなものがある?
カリウムで手足のむくみ解消
体重が増えた原因は体脂肪だけでなく、もしかするとむくみが原因かもしれません。
『カリウム』は体内の余計な水分や塩分を体外に排泄させ、むくみ解消に効果があります。
生のフルーツに比べてカリウムが多い、
いちじくやプルーンなどがおすすめですよ。
食物繊維で食事の食べ過ぎを防止
『食物繊維』を多く含む食品をしっかり噛むと、満腹中枢が刺激され満腹感が得られるため、食べ過ぎを防ぐ効果があります。
ついつい食事を食べ過ぎてしまう方は、食事前にドライフルーツをつまんでみてはいかがでしょうか。
抗酸化物質で老化スピードを遅らせる
ドライフルーツには、肌や血管のアンチエイジング効果に欠かせない『抗酸化物質』も含まれています。
特に、クランベリーにはビタミンCやビタミンEよりも強力なポリフェノール『プロアントシアニジン』
プルーンは免疫力アップが期待される『ビタミンA』を含み、老化スピードを落とす効果があります。
1日にどれくらい食べてもいいの?
ダイエット中や健康な体づくりにおすすめのドライフルーツは、たくさん食べればいいというわけではありません。
農林水産省の食事バランスガイドによると1日の間食の適量は、200kcal程度と推奨されています。
1日当たりの間食を約100kcalとした場合、ドライフルーツはどれくらいになるのでしょうか。
色んなドライフルーツを食べたい、という方は自分の片手いっぱいを目安としてお好きにミックスしてください。
ドライフルーツを食べるときの注意点
ドライフルーツに含まれる果糖は血糖値を上昇させる心配はありませんが、
食べ過ぎるとカロリーがオーバーするため注意しましょう。
召し上がる際はお皿に出すなどして、くれぐれも食べすぎないよう注意してくださいね。
まとめ
ダイエット中、無理に間食やおやつを我慢しなくても「質」「タイミング」を正しく選び、1日200キロカロリーを目安にすれば、
不足しがちな栄養素を補給するチャンスになります。
体の調子を整える栄養素を豊富に含むドライフルーツを、上手に取り入れて理想の体づくりを目指しましょう!
※ドライフルーツの【食べ過ぎ】はダイエットの妨げになる場合があるため、
くれぐれも過剰摂取にはご注意ください。
※東洋ナッツ食品では添加物を使用しているドライフルーツがあります。
※体重コントロールや血糖コントロールのある方は必ず主治医や管理栄養士に相談してから摂るようにしましょう。
※妊娠3か月以内又は妊娠を希望する女性はビタミンAの過剰摂取を控えるようにしてください。
→ドライフルーツの正しい保存方法とは?
→ドライフルーツの情報はこちらから