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オーストラリアのマカデミアナッツ農園を訪問しました その1
マカデミアナッツの話![マカデミアナッツの話の画像](/archives/001/201908/59f04f8c84580849f514138e736692a4.png)
![Macadamia nuts](/archives/001/201908/9b72df196129a2c37ce5f8855af68f47.png)
2019年の4月上旬、マカデミアナッツの故郷であるオーストラリア北東部へ行ってきました。
オーストラリアで栽培されたマカデミアナッツのうち、日本では約20%を輸入しています。
今回は、オーストラリアの大自然で大切に育てられたマカデミアナッツが、
日本へ届けられるまでの過程をレポートしたいと思います♪
ニューサウスウェールズ州【New South Wales】
ニューサウスウェールズ州の内陸部には、世界遺産のブルーマウンテンズや熱帯雨林地帯が広がっています。
気候は年間を通じて温暖で、マカデミアナッツを育てやすい気温(20~25℃)が続きます。
まずはニューサウスウェールズ州沿岸部位置にするKnockrow(ノックロウ)へ行き、伝統ある農園を訪問させていただきました。
マカデミアナッツ農園見学
![マカダミアナッツ マカデミアナッツ 木 農園 オーストラリア](https://www.tons-cafe.jp/archives/001/202104/d5d4337b3e01be8c4fccf70b72efa6a582828af682c228f8ae4533fcaa3e3215.jpg)
すべてマカデミアナッツの木なんです!
![マカダミアナッツ マカデミアナッツ 木 農園 オーストラリア](https://www.tons-cafe.jp/archives/001/202104/d35bf0f0458a1e5e9bb49c032489c30eb6db07944f7ce7208c196326df98ec6b.jpg)
木が大きいため園内は暗くなっています
30年以上育てられた大きな木が、広大な農地にどこまでも並んでいます。
熟した木は12m~15mほどの高さになります。絶景ですね。。
熟した実を収穫します
![マカダミアナッツ マカデミアナッツ 木 農園 オーストラリア 収穫 実 トラクター](https://www.tons-cafe.jp/archives/001/202104/c1a9259e9ee1bd29a07ce31fb0de5164da9f06b74db427072e9c1cd567e2bdfe.jpg)
収穫用トラクター
マカデミアナッツの収穫は木を揺すったりせず、収穫用トラクターを動かして自然に落ちた実を集めていきます。
木の年数によって異なりますが、1本の木から1回に約15~20㎏(約2000個)ものマカデミアナッツが収穫できます。
収穫シーズンはオーストラリアの9~10月で、4回ほどに分けて収穫していくとのこと。
今回実際の収穫の様子は見ることは出来ませんでしたが、優しい農家さんはトラクターを動かして丁寧に説明してくれました。
土づくりへのこだわり
![マカダミアナッツ マカデミアナッツ 木 農園 オーストラリア 収穫 実 土 栽培 育てる 農家](https://www.tons-cafe.jp/archives/001/202104/519a3afd5e3ea35acef9c972743aafc9e2ba077406878c4ef536744756479130.jpg)
木くずや殻が入ったフカフカの土でした
![マカダミアナッツ マカデミアナッツ 木 農園 オーストラリア 収穫 実 土 栽培 育てる 農家](https://www.tons-cafe.jp/archives/001/202104/8a3fa6c2e5aeaabe403eb098c5ad2e12dcf37ac2361316e55f2cf054e8ca7503.jpg)
根にしっかりと栄養を与えることがたいせつ
木の生育には化学肥料や農薬は使わなかったり、
森から来た動物に実を食べられないように鳥を飼って守るなど、持続可能な自然農法を徹底されています。
集荷した実の殻を割ります
![オーストラリアのマカデミアナッツ農園を訪問しました その1](https://www.tons-cafe.jp/archives/001/202104/78d37e62cd283b3d1bc7d750a6d41054fc45b84daa678775810f65e02f6bcba4.jpg)
農園横のハウス内に除去機械がありました
こちらでは収穫後すぐに緑茶色の外皮を除去するため、専用の機械へと搬入。
外皮を除去した後、大きな異物混入がないか、などしっかり選別します。
ここまでの選別工程を経た選りすぐりのマカデミアナッツが、加工工場へと運ばれていくんですね!
次回はここから少し東へ移動した
BrokenHead(ブロークン・ヘッド)にある農園視察をレポートします。
オーストラリアのマカデミアナッツ農園を訪問しました その2