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「デブ悩」とサヨナラ!ナッツで始める、やせ体質の第一歩
ナッツ雑学 2025.10.15
こんにちは 内科医の工藤孝文です

以前私の外来には、「太ってしまって自信が持てない」「何をしても痩せない」といった、いわゆる“デブ悩”を抱える方が毎日のように訪れていました。
そんな方に、意外と効果的なのが――
「ナッツをうまく取り入れること」
そもそも「デブ悩」とは?
デブ悩=太っていることで生じる悩み全般のことです。

・見た目や服の悩み

・健康診断での異常(血糖・中性脂肪)

・自己嫌悪やストレスからの食べすぎ
そしてこの悩みの背景には、間違ったダイエット法や食生活の乱れが潜んでいます。
ナッツが「デブ悩」に効く理由
ナッツは「太る」と思われがちですが、実はデブ悩を改善する栄養的ヒーローなんです。

つまり、ナッツは「太るどころか痩せ体質をつくる」お手伝いをしてくれるんですね。
工藤式・ナッツの活用法
「間食の置き換え」でデブ脳を予防
スナック菓子やクッキーの代わりに、『ナッツひとつかみ(20〜30g)』をゆっくり食べましょう。
しっかり噛むことで、満腹中枢が刺激され、「もっと食べたい」が収まりやすくなります。
タイミングは「午後3時〜夕方」がおすすめ
この時間帯は血糖値が安定しており、ナッツを摂っても脂肪になりにくい時間です。
小腹がすいたとき、コーヒーと一緒に“アーモンド5粒”くらいがおすすめ。
ナッツの種類別・デブ悩サポート効果
アーモンド:ビタミンE豊富 → 脂質の代謝をサポート
くるみ:オメガ3が豊富 → 脂肪を燃やす“スイッチ役”
ピスタチオ:食物繊維多め → お腹の調子を整え、スッキリ快適に◎
カシューナッツ:マグネシウム多め → 身体づくりに。控えめな甘さで満足感あり。
ナッツ活用で気をつけたいポイント
“塩付き”や“ハニーロースト”はNG
→ 血糖値やむくみを悪化させることも。
1日1回までに抑える
→ 適量(20~30g)を守れば脂肪にはなりません。
噛む回数は“30回”を目安に
→ 満腹中枢を刺激することで食べすぎ防止に。
デブ悩は「選び方」で変えられる!

「やせなきゃ…」と我慢の毎日では、心が疲れてしまいますよね。
でも、“太るものをやめる”のではなく、“太りにくいものに置き換える”ことなら、案外ラクに続けられるもの。
ナッツは、まさにそんな“味方食材”です。
おいしく、満足感があって、栄養もある。
あなたの「デブ悩」をそっと支えてくれる存在になるはずです。
✏️ 工藤先生からひとこと
体は、食べたものでできています。
そして“太りやすい体”は、食べ方次第で“やせ体質”に変わります。
ナッツを使って、今日から無理のない「ゆるやせ習慣」始めてみませんか?
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