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ナッツを食べたら太ってしまうは嘘!?ナッツはダイエットや健康の味方になります
ナッツ雑学 2019.09.03
みなさん、「ダイエット中は油が少ない食事をすれば痩せる」「カロリーと油が多いナッツは太る」と思っていませんか?
食べ物が体に与える影響は、カロリーや油の多さで測れるものではありません。
ナッツはカロリーや油が多いのになぜダイエットにおすすめといわれているのでしょうか。
油は「量」よりも「質」
ダイエット中や普段の食生活において油の多い食べ物は控えるといったイメージがありますが、
油の多い食べ物すべてが体に悪いわけではなく、健康やダイエットをサポートする油もあります。
油は「摂り過ぎに注意すべき油(飽和脂肪酸)」と、「積極的に摂りたい油(不飽和脂肪酸)」に分かれており、
ナッツ1粒の半分以上が「積極的に摂りたい油」でできています。
ナッツに含まれる「積極的に摂りたい油」とは
ナッツに含まれる「積極的に摂りたい油(不飽和脂肪酸)」は、
悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす効果が期待されているため、ダイエットのサポートになります。
さらに、ナッツは代謝アップが期待できる「ビタミン」、食べ過ぎを防ぐ「食物繊維」を豊富に含んだ食べ物です。
この「積極的にとりたい油」と「ビタミン・食物繊維」を普段の食生活に取り入れることで痩せやすい体のサイクルを作ることができます。
アーモンド
アーモンドに含まれる『オレイン酸』は、
悪玉コレステロールを下げる働きがあるため、糖尿病やメタボリックシンドロームの予防効果が注目されています。
また、糖質の吸収を緩やかにする
『不溶性食物繊維』も多く含まれています。
カシューナッツ
ナッツの中でも比較的油分の少ない
カシューナッツもアーモンドと同じ『オレイン酸』を含む他、
糖質代謝に欠かせない『ビタミンB1』を含んでいます。
ビタミンB1が不足すると、糖質の代謝がスムーズに行われず、ダイエットの妨げになる場合があるので意識して摂るようにしましょう。
ピスタチオ
ピスタチオも『オレイン酸』を含むほか、
食事で摂った脂質を、エネルギーに換える際に必要な『ビタミンB2』も含んでいます。
『ビタミンB2』は”不足しやすいビタミン”ともいわれているため意識して摂るようにしましょう。
クルミ
人の体にとって欠かせない『オメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)』がナッツの中で最も多く含まれています。
オメガ3脂肪酸は悪玉コレステロールと中性脂肪を下げるため、糖尿病やメタボリックシンドロームなど生活習慣病の予防効果が期待されています。
マカデミアナッツ
マカデミアナッツ1粒は約75%が油で、
その8割に『オレイン酸』と『パルミトオレイン酸』が含まれています。
噛み応えがあることから満腹感を感じやすいのでダイエット中におすすめのナッツです。
ナッツには血糖値の上昇を抑える効果も!
食物繊維を多く含むナッツは、
GI値(食後血糖の上昇を示す値)が低く、
糖の吸収や、食後血糖値の上昇を緩やかにする効果があり低GI食品に分類されています。
血糖値を気にされる方でも安心して食べていただけます。
ダイエット中におすすめの食べ方とは?
お食事時間の30分~60分前にナッツを食べてみましょう。
不溶性食物繊維が多いナッツは、胃の中で膨らんで満腹感が得られるので、食べ過ぎを防ぐダイエット効果があります。
さらに、食物繊維は消化に時間がかかり腹持ちが良いため、ダイエット中の間食にはぴったり。
まとめ
ダイエットしたいけど、運動は苦手。食事の改善もなかなか続かない…という方。
まずは毎日のおやつをナッツに変えてみてはいかがでしょうか。
※ナッツの【食べ過ぎ】はダイエットを妨げる場合もあります。1日の摂取目安量は自分の片手に一杯です。くれぐれも過剰摂取にはご注意ください。
※一部のナッツはアレルギー特定原材料に含まれています。アレルギー体質の方、または何かしらアレルギーをお持ちの方は必ず医師に相談してから摂るようにしましょう。
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